只今製作中「おやじのけんか祭り」
今制作しているのはウクライナの模型メーカーMasterBoxの「Hand to Hand fight」です。いつもシンプルな立ちポーズが多いので、たまにはこのようなアクション的なものも面白いなと思ってチョイスしました。おおきな改造はしてませんが、ディティールアップくらいはしてます。でもウクライナとか共産圏の模型メーカーの品質には疑問がありましたが、作ってみるとなかなかよくできていると思いました。正直初期のドラゴンみたいな不愉快さ?はまったくないです。装備品もそれぞれちゃんとつきますし、ディティール的にはインジェクションというより原型職人の手が感じられるキャスト系の趣きさえ感じます。けっこう面白いものになりそうです。
ところで、”Hand to Hand”なんていうと日本人の直感だと手と手をとりあってみたいな仲良しイメージを持つかもしれないんだけど、英語では素手による格闘を意味するわけです。兵士や傭兵などのプロファイルの個人スキルなんかの項目の中にもHand to Hand という名称は存在し、例えばある兵士のプロファイルにHand to Hand specialist,Hand to Hand Expartなんて記されてあるのならば、その兵士は格闘技術に秀でているスキルを持っているということになるわけです。
ちなみにもう他界した私の父は大東亜戦争においてHTBの伝説的な男だったようです。え?HTBって何かって?HTB・・・・Hand to Bombの略ですね。父は幼い自分によく若い頃の武勇伝を語ってくれたものです。なんでもアメリカのグラマンの落とした爆弾を瞬発的に手で跳ね返して逆にグラマンを撃墜したそうです。その話を聞いてから僕は父にはいっさい口答えはしなくなりました。今でもぼくはそれを信じています。
by snakestone | 2008-03-02 15:20 | フィギュア製作レポート | Comments(0)