今日は上野でアート三昧

a0027198_22754.jpg今日は上野の東京都美術館で「栄光のオランダ・フランドル絵画展」を見に行ってました。今日が最終日なので混んでたのなんのって。やはりアートの世界からすると模型のイベントの込方なんてまだまだマイナーですね。
この展覧会の目玉というのは、有名なフェルメールの「画家のアトリエ」。僕もこんな絵が描けたらなあと画家になる夢を持ったものです。今でもフェルメールが最高の画家だと思っています。この絵はさすがに皆さんならんで強制的に流れ方式で鑑賞でした。ルーベンスとか、バンダイク(これはフィギュアの世界では引き締め色として良く使われるバンダイクブラウンを生んだ画家。)レンブラントも並んでいてもやはり皆全員がこの絵を見にきたのでした。
 その後、同じ上野公園にあります西洋美術館では「聖杯 中世の金工美術」という展示が行われていました。ヒストリカルフィギュアを嗜む者としては何か引かれるものを感じ足が自然に向かっていました。これは実際に騎士達が盗んだとされる聖杯なども展示され、とても感慨深いものがありました。聖杯の職人による製作行程の解説と実物を平行して鑑賞でき、物作りに携わる自分としては本当に楽しめました。正直いってオランダ絵画展より楽しかったです。聖杯の模様を刻印するエングレービングと、銅版画の歴史は同時に始まり、同一の物であること。銅版画家がエングレービングによって聖杯の見本図(青写真みたいなもの)を作り販売していたこと。聖杯の職人は一人前になる卒業制作として親方(マスター)に対し印章、指輪など三種の品物を完成させて贈らなければならないこと(マスターピースの由来)などとても勉強になりました。それになにより聖杯に付いてるフィギュア・・じゃなかった、失礼。小さな彫像のモールドがとてもそそります。おー、シリコンで複製して分けてくれい!なんて不謹慎ですね。(爆)。でもこれらの彫像は聖杯を作成する職人とは別にやはり専門の工芸彫刻家がいたんだそうです。こういう事を考えるとやはりフィギュアの歴史は奥深いですね。
(写真はズューツハルト教区に保管される1430年作とされる聖杯の一部、ドラゴンを退治するセントミカエル)
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  by snakestone | 2004-07-04 22:09 | アート | Comments(0)

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