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あら!いいニット着てるじゃない。。マンフレッド・・・。

 こんにちは。というわけで、下のエントリーからの続き最近見た映画の話の続きですが、「レッドバロン」。
これは2009年に製作されたドイツ映画で第一次世界大戦に実在したエースパイロット、マンフレッド・フォン・リヒトフォーヘンの虚実混ぜたお話です。これも複葉機ファンの僕としては、見逃せない作品で劇場に是非見に行こうと思っていたのだが、とてもマイナーな上映で1館で、ショートレンジだったので、気付いた時にはもう終わってました。だからブルーレイソフトで見ました。リヒトフォーヘンその人にはさほど興味はないんだけど、とにかくエデュアルドのプラモデルみたいなCGの飛行機が飛び交うビジュアルに大喜び!ただそれだけです(バカですね〜)ただ、僕のイメージでは第一次大戦の複葉機の性能よりも第2次のレシプロ機に近いような感じで、ハリウッド映画張りに脚色し過ぎてるんじゃないかという感がありました。ただ戦闘シーンはむしろ少なめなので、それを期待してる人には物足りないんじゃないかな。それになんで言語が英語なの?ドイツ映画なんだから、ドイツ語で話すリヒトフォーヘンが見たかったなぁ。内容的にはジュード・ロウが主演した「スターリングラード」のヴァシリ・ザイツェフと同じで国家によって祭り挙げられる英雄として現実の狭間の中で苦悩するリヒトフォーヘンという感じ。国家高揚の為にも英雄は死んではならんということで、地上勤務を命じられるようになるんだけど、そんな国のプロパガンダの為に陸戦で多くの兵士が戦死していく現実を見て、自分も一兵士として、また空に向かって行く。このあたり、まったくリヒトフォーヘンの事を知らないので、僕には何も言えないんだけど、まぁ特に傑出した映画というわけではないと思うな
モデラーとしては、割と複葉機のウェザリングなんか参考になるんじゃないかと思いました。実際僕はやる気が出ましたし、初期のアルバトロス(僕はこの飛行機を「金魚みたいな飛行機」と読んでいる)の木製モノコックなんか少し暗めに塗った方がリアルだと感じました。(結構みんな明るくきれいに塗るんだよね。でもそっちの方が難易度は高いし、レベルの高い人が多いと思うけど)
 一番印象に残ったのは、リヒトフォーヘンを始め、パイロット達がニットのセーターとか、リネンのマフラーを身に付けてるんだけど、とってもおしゃれ。映画としての演出なのかもしれないけどね。僕なんかが見ているモノクロの資料写真なんかからは、想像も付かなかったビジュアルでした。

余談:パイロットと良く言いますけど、前に自衛隊関係の方から、F1戦闘機の搭乗員のフィギュア製作のお話をいただいた事があるんですが、自衛隊ではパイロットとは呼ばないらしくて、運転者という意味で純粋にドライバーと言うみたいですね。考えてみれば、パイロットって民間航空の運転者の事なのかななんて思いました。多分専門的に分科しているんでしょう。ナビゲーターとか、ガンナーとか・・この辺は飛行機モデラーの方々の方がよくご存知なのかな。
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  by Snakestone | 2012-03-20 07:09 | 映画 | Comments(5)

ワイルド7とレッドバロン

 こんにちは。ご無沙汰です。最近といっても、昨年から最近までの間に見た映画の話。
昨年末に劇場に足を運んだのが、「ワイルド7」。失礼な話日本映画にはほとんど期待していない僕なんだけど、これは自分的には外せないタイトルだった。なぜなら、昭和30年半ばに生まれた自分の、今日のホビーステイタスを形成するのに、多大な影響力を占めた漫画の映画化だったからである。始めて僕が望月三起也氏の原作に触れたのが少年キング連載時で当時小学校3年か4年だったような気がする。初めて読んだのが「千金のロード」というワイルド7がベトナムへまで出張するという国際的なものだった。こんな面白い漫画があるのかと、僕は夢中になった。ストーリーも当時憧れていた007に勝るとも劣らないアクション(正直な話漫画だからかもしれないが、ワイルドの方が凄かった)の満載で、また登場するメカニックや銃器の描写の迫真的なところに夢中になった。夢中になった理由には当時始めていたもう一つの趣味、プラモデルのせいでもあった。小学校4年に進級した時にタミヤミリタリーミニチュアを楽しむ親友と出会ったのである。そしてタミヤから新製品のドイツ88mm砲が出るや、望月氏原作のワイルド7の7トレーラーにも88mm砲が搭載されたりと、当時子供の僕はタミヤミリタリーミニチュアとワイルド7が平行して進行していったのである。そして数年してワイルド7がTV化され、MGCボンドショップのモデルガンが加わることになるのである。
 さて、あまり当時の想い出を取り立てていると、興奮して先に進まないので本題に入りたい。
 今回映画化された「ワイルド7」だが、まず最初に僕の感想を言ってしまおう。
「満足である」・・・・・・・。5つ星で評価すると、3.5から4星の間。
ただ、これは色々人生を重ねてきたオヤジの視線で見た感想である。僕が子供のままで望月ワールド全開を期待していたら、はっきり言って2星くらいだ。でも、僕は監督の狙いがよく理解できたし、原作も知らない一般の人々を捉える作品としてはとてもよくまとまっていたと評価している。最近アニメが原作の映画化作品で、ろくでもないものが発表されているが、それらとは完全に一線を超えている。僕は「海猿」は見ていないが、さすがにヒットメーカーの監督の手腕は大したものだと思った。また、草波に中井貴一のキャスティングは最高だった。はっきり言ってしまうが、このワイルド7という作品は草波が主人公である。実は、当時子供だった僕は文句なく飛葉ちゃんが好きだったし、主人公だと思っていた。しかし、酸いも甘いも経験した今となっては、原作当時から本当の主役は草波なのだと気づいたのである。草波は法で裁けない悪に対処する為、超法規組織ワイルド7を設立する。最初はテロだの犯罪組織を相手にしているが、最終的には国家権力の闇へと向かわざるを得なくなってくる。ワイルド7とは自分の心臓へと放たれた毒針なのである。
 監督は映画化に当たって原作を全て熟読したというが、そういう意味では原作の理念を把握していたわけだし、それをうまく一本にまとめていた。・・・という事で私は満足だと最初に書いたのである。
しかし、最後のクライマックスで警察そのものが相手だから仕方ないにしても、敵を一人も殺傷しないというところが、火薬量が多い割にはすっきりしない理由だろう。本当かどうかわからないけど、監督は続投するような発言をしているが、次回作はぜひハリウッド張りに、荒唐無稽なアクション作品にしてもらいたいものだ。深田恭子演ずるみそっかすのユキはややソフトすぎるかななんて思うけど、それでも最後のラストシーンの7人目として部隊に合流するシーンはさすがに興奮したぞ。予想できたラストだとしても。
 個人的に思うんだけどユキのキャスティングには、お騒がせしている沢尻エリカが案外良かったんじゃないかなぁ。望月氏のタツノコ派っぽい、無国籍キャラっぽい感じだし。いっその事次回は女テロリストかなんかで登場したら面白いかもしれない。どうですか?監督さん。
 う〜、ワイルド7の事だけで疲れてしまった。レッドバロンの感想は後日にさせていただきます。
それじゃ、また。
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  by snakestone | 2012-03-18 15:26 | 映画 | Comments(2)

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