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ロシア女子戦車兵製作レポート3

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完成までまだ数歩。
休日の間にちょこちょこ進めていましたが、いまひとつ完成しないなぁ。
でも、この一作でまた新たな地平へと進んだ実感があります。あこがれのマリオン・イヴェンスベルガー女史の境地へ達したと確信しました。(なんて・・・そんな大層なことでもないんだけどね。)
 今週末にはお披露目できるかもしれません。
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  by snakestone | 2006-09-26 01:47 | フィギュア製作レポート | Comments(2)

もう救いようがないほど重症です

今日は横浜、みなとみらいへ行っていた。
目的は横浜美術館で開催している「にほんガテン しょく発する6人」展を見るためである。その中でも前から注目している女流画家が目当てだったのである。

a0027198_23355944.jpgこの人がその方で松井冬子女史。(本当は冬子さんと親しみやすく呼ばせていただきたいが、畏敬の念を禁じ得ずこのように呼ばせていただく。)以前美術専門雑誌で彼女を知ってから、作品を見たいと思っていた。最近、話題性からか、一般でも注目されているようである。その話題性とは、彼女のような美しい人が右下にあるような作品を描き、幽霊画家と呼ばれているからである。(彼女自身はインタビューにおいて、幽霊画家というレッテルを貼られることに反対の意を表している。幽霊のイメージをメタファーとして、狂気や暗鬱とした情念でいながら浮遊感を伴うパラドックスを表現しているといった感じである。)今回の展示においても、内面から攻撃される狂気を感じ、それに鑑賞者が内在的な抵抗を示すことで自己の意識、存在が確認されるような作品を提示していきたいというメッセージが提示されている。このように書くと、とてもダークな人なのかと思われるかもしれないが、展覧会でも上映されていたインタビューのビデオを見るかぎり、とても普通の明るい女性であった。しかし、私にも誰にでもある深層にある狂気や、精神的な痛み、死への妄想、性の恐怖といったものを見つめている勇気のある女性を感じる。そうした狂気に脅かされ、そこから蘇生していく反復が絵画という形をとって表されているように感じた。彼女は今現在東京芸術大学大学院博士課程に在学中であり、これからが楽しみな人である。技術的にはむしろ伝統的なくらいであり、現在の芸大の主流のまるで洋画のような厚塗りの日本画からは一線を画している。
 彼女の今後の作品と活動を見守っていきたいと思っている。

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・・・・すみません。彼女が表紙を飾ったアート誌のイメージをプリントしたTシャツが売っていたので衝動買いしてしまいました(爆)。取り返しがつかないほど重症です。
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  by snakestone | 2006-09-18 23:30 | アート | Comments(2)

全ては無常なり

 今日は朝から菩提寺にて秋彼岸法要を営み、墓参に出かけた。
前にこのブログにも墓参において色々人生に思いを寄せることがあることを書いたが、今日は本当にすごいことが連続で起きた。
 まず、墓地のところどころ、墓の合間にまでひょろ長い花が色づき咲いていた。オレンジや、バイオレットの花が異常と思えるくらいに咲きまくっていた。足下に花が咲いているという状況ではなく自分の目線まで花が空に向かって突き上がっているのである。まわりは山なのでどこかから種子が飛んできたのであろうか。しかし、今まで何年も通ったがこんな光景は一度もみたことがなかった。花がさけば、その蜜をもとめて蜂が来る。でかい蜂やらが飛び交っていた。いつものように墓を掃除していると私の首横をでかい蜂が飛びすぎていく。自分は子供の時から蜂には恐怖心が人一倍あったのでぴたりと動かず過ぎ行くのを待った。そのうち後ろのほうで「バチジジッ!」というような機械的な音が聞こえたのでとっさに振り向くと、墓地の金網のところにトンボが一瞬くぐり抜けるような形になっていたかと思うと、方向を翻し、山の方へととんでいった。トンボの頭には黄色い大きな「何か」がついていた。
 もう、さっきまで花のまわりを飛んでいたおおきな蜂はいなくなっていた。私は生命の縮図を見た。生命とは命の交換でしかないのだろうか。以前私はこのブログでも生かされていることに感謝したいと書いたことがある。それは別の見方をすれば私がこの生を生きるのに多くの生命が交換されることである。墓地のまわりを何もしらずに笑いながら走り回る無邪気な子供。お父さんとお母さんに連れられて、おばあちゃんに「ばいばい」をしているあのかわいらしい子供も育っていくには多くの生命が交換されるのである。全ての事物は生成消滅する。いっさいは流転し全ては空である。さっきまで飛んでいた蜂ももういない。そして、いつかは私もいなくなるだろう。
 霊園の送迎バスを待つ間にも美しい女子大生が私の前を通り過ぎていった。本当に美しいと思った。その彼女も今日の美貌は失われる。一切は流転していくからである。

 そしていつかは人間もいなくなり、戦争も殺戮もなくなるだろう。なぜなら宇宙は人間が中心ではないのだから。今日墓地に咲いていた花のように、人間にかまう事なく別の生命であふれるだろう。一切の事物は生成消滅して流転していくからである。

 そしていつかは地球も月のように静かな世界になる時がくるのかもしれない。その時はもう過剰な生命による交換も行われないのだろう。しかしまたどこかで地球のような星が生まれていくのかもしれない。一切の事物は生成消滅して流転していくからである。
 
 普通の人はより良く、生き甲斐のある人生を求めようとするのが普通だろうと思う。私は「死」から人生を見つめている。人間は生きている過程よりも死ぬ一瞬こそが大切だと思っている。死ぬ時に後悔のないよう、自然にたいして、宇宙に対して和解して感謝しながら帰元したいものである。逆にいえばその一瞬の為に悔いのない生き方をするという事でもある。それは人生において成功をおさめるということではない。なぜなら一切は流転していくのだから。なにごとにもこだわらず、執着を持たず無関心で動じない心でいたいものである。
 
 
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  by snakestone | 2006-09-17 23:57 | 私事 | Comments(0)

雑感あれこれ

う〜ん。今回気楽に作ろうと思って手がけたロシア女子戦車兵ナタリアですが、思った以上に苦戦しそうです。なんせ、顔が小さくて困っています。そういえば今まで54mmなんて顔が少し気持ち大きめだから塗りやすかったんでしょうな。今回は所謂、1/35で女性だからかなり小さいですね。なんだがAFV系ジオラマでフィギュアを普通に作っている方々を尊敬しそうです。
 AFVといえば、あのアニメのガンダム系のプラモデルにもAFV、ミリタリーミニチュア系のテイストを持たせたシリーズが始まるのだとか。
 今日、朝、田原総一郎の番組でバンダイナムコの代表だかなんだか、重役が出てて、少子化の問題を取り上げていた。景気では強みを見せているアミューズメント業界も実はそれほど楽観的じゃなくて、少子化のせいで子供対象の商品企画では売り上げが望めなくなってきてるそうである。バンダイとナムコの合併もそういった背景があるのだとか。新聞で見た時には驚いたんだけど、成人男性と同程度の大きなガンダムのアクションフィギュアの受注生産とか、先にも書いたガンダムのミリタリーミニチュア化なんかもそうした背景から生まれてきたんだろうな。僕は実はリアルタイムでガンダムを見てたわけじゃないんだけど、思えばガンダムって僕が高校生の時やってたわけなので、その時ファンになった人や、一時期ブームにもなったガンプラなんてのにはまった男性諸氏も今や社会でそれなりのポストに就いてたり、そこそこの自由になるお金があるという人が多いのかもしれない。そうした人をターゲットにした商品が企画されるのだろう。
 先のガンダムのミリタリーミニチュアなんて、ロボットじゃなく、兵卒からみた世界感の模型化で、所謂田宮がやってるみたいな兵隊のフィギュアと軽車両みたいなシリーズらしい。バンダイの営業マンが僕のところにやってきて「今度このようなシリーズを始めるのですが、ヒストリカルという本格的なフィギュアをやってる方の意見をお聞かせ願いたいのです。」なんていって名刺を渡されたけど、「いいんじゃないんですか。出たら面白そうだから僕みたいな者でも作りたくなる。楽しみにしてます。」なんて社交儀礼で終わっちゃったんだけど、本音言うと墓穴を掘らなきゃいいんだけどと思ってしまった。なんか、第2次大戦の時の敗戦濃厚なドイツ軍が変な新兵器をいっぱい試作してたけど、そんなふうにならなきゃいいんですけどね。
 ・・・とここまで書いてさらに大局的に感じるのはこうした現象ってけっして少子化だけが問題じゃなくて、秋葉原があんなふうな町になっちゃったっていうのも、今の日本を象徴してると思うし、本当にどうなってしまうのだろう。
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  by snakestone | 2006-09-11 02:51 | エッセイ | Comments(0)

女子ロシア戦車兵製作レポート2

 本日2回目の記事投稿である。
今日は床屋に行って頭を散髪してもらい、Macの備品を買いにちょっと出かけていた。
夜寝る前にまた少しこの作品制作を手がけていたが、エポキシパテで地面を作った。フィギュアがメインだと考えている方が多いと思うかもしれないが、僕の場合はグラウンドワークにも割と神経を使っている。たかが地面と思うかもしれないが、自分としては、それなりに構成理論もあるのである。置いているのは珊瑚粒と園芸用の小石などである。これらを一個づつピンセットでバランスを考えながら置いていく。けっしてバラまいたりはしない。石を置かずに空間をあける面積と適度に石を置いた「場」と、大きな石を置いた「場」と細かな石を密集した「場」などを4X4のグリッドの世界の中に構成していくのである。この他にもあとから草などを植えるのであればその「場」も考慮しておかねばならない。できるだけ同じリズムを作らない。同じ形をつくらないという一種ゲーム感覚にも似たセンスである。だからある意味リアリティというのとは少し違うかもしれない。作家の名前は忘れてしまったが、以前海外の現代美術の作家の作品で地面をテーマにしたとても面白い作品を見たことがある。実物の地面の絵になりそうな部分を散策して探し出し、枠を地面に作ってシリコンで型取りするのである。それに樹脂などを流しこんで地面の複製を取り、着色して壁にかける作品に昇華する。地面を壁に立てかけられて見せられるのだから、観客は戸惑いながらも興味深く見入っていくのである。そういったものからの影響もあるかもしれない。
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  by snakestone | 2006-09-03 23:45 | フィギュア製作レポート | Comments(0)

少し気楽に

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今日はほとんどPC不調によるマイセルフメンテナンスにかかりきりになっています。
昨日の夜から少し気楽に作り始めたのが、平野義高氏原型のロシア女子戦車兵。
ベースに設置して完成後のイメージを掴んでいるところです。パーツのクリーニングをしている最中に三つ編みの部分の首筋との抜け具合とか随所に欧米のフィギュアにはない繊細な作り込みを確認しました。なるほど、この人が多くの方から支持されるのはこのようなところにもあるのかなと感じいった次第です。
ベースは10年以上も前に東急ハンズで購入したエボニーキューブブロック。なんかよく知らないけど、金属みたいに固いです。ドリルで穴を開けるのが大変でした。この小柄なフィギュアにはこの素材が似合うと判断しました。

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繊細なモールドと表現しましたが、ちょっと見た感じでは気付かなかったんですけど、パンティラインまで表現されてます(爆)。ううーむっ...これが平野さんのこだわりなんでしょうか。ご結婚されて、平野さんの作品にも色々な意味で多方面の味付けがなされてきたみたいですね。おめでとうございます。私も結婚といわず、数十人の女性に囲まれてハーレムでも作れば、より一段一皮剥けるかもしれません。私も頑張ります。(何が?)
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  by snakestone | 2006-09-03 13:31 | フィギュア製作レポート | Comments(0)

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