<   2005年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

ブックレビュー「Retro Scooter Graphics」

a0027198_204673.jpg
 今日書店の美術関連売り場で表題のようなビジュアルブックを見つけました。これはビンテージスクーターとして有名なヴェスパ、ラムブレッタの50〜70年代にかけてイタリアなどで出回ったカタログ、カレンダーなどのリソースをまとめたものです。バイクマニアでもない私にとっても見ていてとても楽しい本です。これを見てたらなんだか俄然とやる気がでてきました。これらビンテージスクーターのピンナップシリーズをフィギュア化したくなってきました。
 私の友人が立ち上げた模型メーカー、SWASHではこのようなビンテージシリーズをメインに出していますが、この本を見たおかげで私もすこし仲間に入れそうな気がしてきました。
a0027198_20171694.jpg


ヴェスパもいいけど右のランブレッタというのが好きです。このメーカーのイノチェンティ社というのはスポーツ車としてのこだわりが強くてコストを惜しまなかったために、スクーターブームの衰退とぶつかり、結局倒産してしまったらしいですね。なんかタッカーの自動車もそうだけど、こだわりのあるものって存続しないけど、いつまでも心を捕らえて離さないものがありますね。
ところでどこかでヴェスパなどの1/32くらいの模型キットは出ていないものなのでしょうか?ご存知の方は教えてください。
[PR]

  by Snakestone | 2005-01-23 20:24 | アート | Comments(1)

ゴッドディーバとロードオブザリング

a0027198_951676.jpg
 エンキビラル監督によるゴッドディーバを見た。これは待ちにまったビラルの代表作ニコポルシリーズの作家自身による映像化である。知らない方の為に説明するとエンキビラルはフランスのコミック形態、バンドデシネ(通称BD)の巨匠。ま、グラフィックノベルみたいなものですね。もともとビラルはメビウスと並んで好きな作家です。彼の書籍の代表的なものは大抵持っています。しかし内容はというと、絵ばかり見ていて良くわかっていないのが本当のところなんです。だから話の内容はよくわからない。なんか2035年くらいのパリ、そこはものすごく混沌としていて、宇宙人やらミュータントやらひしめき合っています。おまけに天空にはエジプトの神々がいるのだから大変です.映画を見たら話もわかるかなと思ったけど、やっぱりわからなかった(爆)。DVDをなんどか見直してみようかと思います。
 ビジュアル的には自分的には申し分なしです。一つだけ疑問点は役者が演じているキャラクターとVFXでCGで描かれているキャラクターに違いは何なんだろうと思います。ビラルのイメージ通りの役者がいなかったのでしょうか?最近のアメリカの内容のなさに飽きていた自分としてはこういった作家性を保持している作品が大好きです。
a0027198_9341352.jpg

 上は原作の一こまなんだけど、舞台となっているパリはこのようなファシズム的な色合いのファッションで埋め尽くされています。個性的なメークが面白かった。左にいるナチっぽい国家警察をフィギュアで自作しようかと思って、10年以上経ちますが未だにやっていませんね。
 実は20歳くらいの時コミック作家になりたい時があって、漫画を描きためていた時期があります。一番下に貼付けたのがその時の1ページ。スターウォーズと砂の惑星を足したみたいなファンタジーなんだけど、その話の内容はファンタジーではありがちな神と悪魔の統括という2元論的なものでした。白と黒の2つの剣を巡るお話でした。ロードオブザリング王の帰還もこの前WOWWOWでやっていたから初めてみたんだけど、結局そういう話だったんだなァと実感した次第です。ま、ゴラムというキャラクターが光と闇に引き裂かれているキャラクターだったので、多分それがメインテーマだろうということは感じられたけどね。この点がロードがあらゆるファンタジーの原点といわれているところなんでしょうね。でもこの2元論はあらゆる宗教でも内包している根源的なテーマで、人類永遠の問題だと思います。この話をするともう、一冊の本が書けちゃうので、また別の機会に。ちなみに下のコミックの作画は完全にビラルとメビウスの影響をうけちゃってます。
a0027198_9475223.jpg

[PR]

  by snakestone | 2005-01-19 23:00 | 映画 | Comments(1)

餃子でも食べよう

 ここ1年間の間で自分の食生活は随分変わったと言える。食べ物の嗜好も油物、インスタント系はほとんど手が出なくなった。以前はラーメンが好きでしょうがなかったけど、よほど外食でもしないかぎり食べない。肉や魚も避けているわけではないけど、1ヶ月に5回あるか、ないかである。タンパク質はもっぱら大豆系で補っている。
 実は模型の他に趣味があるとすると料理は好きなほうである。レシピなども色々集めているが、もっぱら医療的な側面から増えたと言っていい。僕は12年前に母を病いで失い、昨年父も病いで失った。二人とも急死というわけでなく、それなりの闘病期間を強いられた。母の場合は3年以上もあり、その期間食事療法の為、色々レシピが増えていったのである。父の場合はほとんど食事ができなかったのだけれど、自分自身を父とオーバーラップして考え、食事を気をつけるようになった。というか、自然に本能的にそうなっていったというのが正しいかもしれない。元々僕は敬虔というほどでもないけど、仏道に乗じてきた者である。座禅、ヨーガなども多少嗜む。食事も精進料理を基本にマクロビオテックなどの玄米中心とした食生活に変わりつつある。ドイツで考案されたゲルソン療法や漢方粥なども興味があって色々文献を読んだりしている。米は雑穀ご飯が主で、パンもライ麦パンなどしか受け付けなくなった。おかげでかなり痩せて20代の時に買ったスーツがまた着れるようになったほどである。
 とは言え、徹底しているわけでもなく、時々は肉類や、カレーなども食べたくなる。
というわけではないのだが、(やれやれ、前書きが長過ぎた)今日は餃子でも食べることにした。
a0027198_18152673.jpg
 あんをまず作るが今回作ったのは豚バラに香菜のみを使ったシンプルなもの。餃子というとニンニクとかニラを連想するが、本場中国では味が付きやすい両者はむしろ避けるのだそうだ。香菜はフェンネルがいいのだけど、なんでもかまわないみたいである。私はスイートバジルを使用してみた。バジルの甘い香りがとても癒してくれる。豚バラを細切れにしたあと、酒を少々いれて混ぜる。それから醤油、こしょう、おろししょうが、サラダ油(なかったのでオリーブオイル)、ごま油、塩、山椒を少し入れる度に混ぜる。全部入れて混ぜるのはだめらしい。一品入れる度に混ぜる。これがポイントみたいです。最後に香菜をいれて混ぜ合わせる。
あんができたら皮に包むのだけど、皮も本当は自分で作りたいところだが、市販のを使った。今回2通りの包み方で2品つくることにした。a0027198_18284238.jpg
左は焼き餃子、右はホントウンというワンタンみたいなスープ餃子用。本来中国には焼き餃子という概念はないらしい。餃子は茹でるものが普通で、余って古くなったものをもったいないので、明くる日などに焼いて食べたのが日本に入ってきて餃子になった。左の餃子は口が開いているのは焼いた時に肉汁が全体に行き渡るようにするためである。これらはゴーティエと呼ばれていて本来の餃子とは違うらしい。
a0027198_1834833.jpg
 ちょっと作りすぎちゃった。ゴーティエの方が少し焼きすぎだぞ。二つにいっぺんに作るとどちらかに神経が偏っちゃうものらしい。でもこの焼き加減は食べてみたら、全然焦げていなかった。中々ほのかな味わいでした。あんに味が付いているのでたれはいらない。今迄いかに味の濃すぎたものを食べていたかが、よくわかりました。
[PR]

  by snakestone | 2005-01-16 18:42 | 生活 | Comments(0)

「頭の良い人、悪い人の話し方」

 今日、20時ごろから日テレで放送されている世界一受けたい授業という番組を見た。丁度今、ベストセラーを続けている本「頭のいい人悪い人の話し方」の著者が出ていた。私もこの本には興味があったので見ていた。番組では頭の悪い人の話し方パターン30項目をあげ、自分がどの程度当てはまるかチェックする趣向であった。パターンの例としては、
○ 知ったかぶりをする
○ 自分の事しか話さない
○ 自分の価値観で物事を限定して話してしまう
○ 他人の言うことを鵜呑みにする
○ 自分の意見をはっきり言わない
・・・・・とまあ、上記はその30項目の一例なのだが、私は自分自身でチェックしたところ30項目中、3項目しか当てはまらなかった。ということは私はそれほど、頭が悪くないことになる。
 しかし、私が今まで世を観察してきて、思うのは、およそ社会の各分野におけるリーダーとなっている人達は、むしろこの30項目の話し方をしている人達ばかりだと断言する。
 つまり、頭の悪い人達が社会を指導しているのである。
 この番組を見たおかげで私がこの書籍を買うことはなくなった。この手の本として同じようにベストセラーになったのは、10数年前に鈴木健二の「気配りのすすめ」というのがあったわけだけど、いづれにせよこれらの書籍が名著というわけではなく、いかに世の人々が他人の目に映る自分を気にしているかということの現象だと思わざるをえない。
[PR]

  by snakestone | 2005-01-15 22:30 | エッセイ | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE