カテゴリ:エッセイ( 6 )

 

真希さんも雪の日は戦車作りですか?

雪ですね。
こんな雪の日はアルデンヌの林の中のたこつぼで、ドイツ戦車のキャタピラの軋み音に怯えるアメリカ兵の気分です。
 さて今映画「白夜行」に出演して、TVでお茶の間にも一段と出演する機会が多くなった女優の堀北真希さん。この前あるラジオ番組に出演していた時の事。堀北さんの趣味に関する話になり、私も驚いてしまった。
インタビュアーの「堀北さんはオフの時とかどんなことしてお過ごしなんですか?」という質問に対して、なんと、休みの日は中野(中野ブロードウェイ?笑)をぶらついたり、戦車のプラモデルを物色したりして買ってきて作ったりします。・・・・となんの照らいもなく、仰ったのである。彼女いわくドイツ戦車が好きなんだそうで、その理由は圧倒的に迷彩のバリエーションがあって、塗装が楽しいからなんだとか。
 う〜ん。実はカミングアウトしないだけで、案外模型女子っているのかも。アーマーモデリングで連載のあるモデルのたかぎあずささんも迷彩が楽しいなんて言っていたのを憶えている。随分前だけど、ホビーショップの飛行機売り場で目をキラキラ輝かせて迷っている風の女の子を見た事もある。
 根本的にプラモは物作りの趣味なんだから、女性が嗜んだって全然普通だと思う。やっぱりガンダムなんかけっこう多いんだろうな。ガンダムにビーズとかデコレーションしてピンクのかわいらしいガンダムなんか作っている女性もいるみたい。自分としては自由な発想で個人が楽しむ趣味なんだからOKだと思うんだけど、中には頑な人もいて、「ゆるせん!」などというお兄さんもいるだろう。例えば昔フィギュアを模型と認めない頑固で厳しい人なんかもいたみたいだけど、それぞれの楽しみ方に共感できる優雅さを持ちたいものである。
 実は僕は女性のファッションに興味があって、ファッション誌も見ることがある。女性からすれば「おまえなんかに興味持たれたくねーよ!」なんて言わるかもしれないけど、やっぱりそんな態度を取られたらとても悲しい。人間として幅広く興味を持つことは素晴らしい事だと思う。了見の狭い専門的なステイタスに固執するスタンスだけは僕個人は持たないようにしようと思っている。女性のファッションの興味の対象がボトムス(下の方)に傾倒することはありますが・・(ポカっ!)
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  by Snakestone | 2011-02-11 18:33 | エッセイ | Comments(2)

俺ン家の近くで最新鋭戦車が?..の巻

 昨日は一ヶ月ぶりの東京フィギュアソサエティの月例会で神田の末広町に行った。途中秋葉原の道横にはあの通り魔事件で犠牲になった人へと思われる献花がささげられていた。自分ももしかすると巻き込まれていたかもしれず、またソサエティの友人の恩人である歯科医のおじいさんが犠牲者の中に巻き込まれていたということで他人事ではなく、心から冥福を祈りながら末広町の方へ足を運んでいた。容疑者については今は自分の意見は控えたいとおもっています。ただこの事件が起ってから被害者も容疑者もまたその場に居合わせて携帯で現場の写真を赤外線でまわしていたという人々も痛々しいとしか思えずダークブルーな心境であった。
 話は全く変わってしまうのだが、最近知って驚いたのは自分が住んでいる近くに防衛省の技術研究本部なるものがあることだった。数週間前の朝日新聞にも掲載されていたので知っている人も多いと思うが自衛隊の次期最新鋭戦車がそこで報道人に発表された。これも自分には驚きでこんな戦車の開発の必要性があると思っていなかったからだった。なんでも市街戦やテロなどのゲリラ戦に適するように小ぶりに設計されているということだ。写真を見た感じドイツのレオパルド2A5のような楔型砲塔を有している。なんでも現時点でのハイテクノロジーを装備し車両同士によるネットワークと情報共有を瞬時に可能にするとのことである。また装甲を着脱できるモジュール装甲を装備し...てこれってガンダムでいうチョバム装甲みたいなもんか?ついでに自分の意見を言わせてもらえばいざというときは搭乗員が「キャストオフっ!」なんて復唱しちゃって自動的に装甲を周囲に発射して榴弾としても機能すればなお良いのではと思うが。さらに悪のりしちゃえばキャストオフされた車体後部にはジェットエンジンが搭載されており瞬時に戦場から離脱できるようにすれば、それこそジャパニメーションそのものであり、世界が追随できない日本独自の兵器となるはずである。なんでも開発費は約484億円とか。信じられない金額である。朝日新聞の見出しにも世界の常識に逆行する兵器開発となっていたが、自分も同感である。TFSの会でこの話をしたら、ある人が自衛隊の兵器開発には飲み代も入ってますからねぇなんて冗談半分に言っていたけど、事実兵器開発には関わるコングロマリットのしがらみなんかも関係しているのは現実だと思う。これは朝日新聞にも書いてあったことでもある。アメリカの兵器開発の場合は実戦を重ねてバージョンアップしていくんだけど、日本の場合全て新規開発だというのが理解できないと米軍関係者がコメントしていたが、当然だと思う。なんせ自衛隊は戦っちゃいけない軍隊なんだから。実戦データなんてないから改良の余地がないのである。
 自分の趣味レベルの話に戻すと10年以上前にグンゼ産業から挽き物やら、エッチング、ホワイトメタルといった複合素材がセットされたパンサーのキットが発売されたことがある。実は自分も購入してしまった一人なんだけど、これはモデラーの崇高なハートに呼びかけたというものではなく、実は当時低迷していた静岡県の挽き物業者の救済策だったらしいのである。仕事をまわしていただいたおかげでこのキットのおかげで挽き物屋さんは潤ったそうです。よかったですね。でも僕は結局面倒くさくて完成しませんでした。良くなかったですね(爆)
 軍事評論家や関係者の中には今からでも遅くないから開発だけにとどめて量産はしない方がいい。なんて言っている人もいるらしい。防衛省の言うバランスのとれた戦車の有効性と開発意義は一部理解できるものの、一人の国民としては必要性はないのでは思っている。
 開発だけにとどめてそのデータをタミヤ模型に渡して初期開発型としてラジコンかなにかにでもしてもらえばみんなが喜ぶんじゃないのかなぁ....って俺も無責任な国民だよな・・・・・。
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  by snakestone | 2008-06-29 18:01 | エッセイ | Comments(3)

雑感あれこれ

う〜ん。今回気楽に作ろうと思って手がけたロシア女子戦車兵ナタリアですが、思った以上に苦戦しそうです。なんせ、顔が小さくて困っています。そういえば今まで54mmなんて顔が少し気持ち大きめだから塗りやすかったんでしょうな。今回は所謂、1/35で女性だからかなり小さいですね。なんだがAFV系ジオラマでフィギュアを普通に作っている方々を尊敬しそうです。
 AFVといえば、あのアニメのガンダム系のプラモデルにもAFV、ミリタリーミニチュア系のテイストを持たせたシリーズが始まるのだとか。
 今日、朝、田原総一郎の番組でバンダイナムコの代表だかなんだか、重役が出てて、少子化の問題を取り上げていた。景気では強みを見せているアミューズメント業界も実はそれほど楽観的じゃなくて、少子化のせいで子供対象の商品企画では売り上げが望めなくなってきてるそうである。バンダイとナムコの合併もそういった背景があるのだとか。新聞で見た時には驚いたんだけど、成人男性と同程度の大きなガンダムのアクションフィギュアの受注生産とか、先にも書いたガンダムのミリタリーミニチュア化なんかもそうした背景から生まれてきたんだろうな。僕は実はリアルタイムでガンダムを見てたわけじゃないんだけど、思えばガンダムって僕が高校生の時やってたわけなので、その時ファンになった人や、一時期ブームにもなったガンプラなんてのにはまった男性諸氏も今や社会でそれなりのポストに就いてたり、そこそこの自由になるお金があるという人が多いのかもしれない。そうした人をターゲットにした商品が企画されるのだろう。
 先のガンダムのミリタリーミニチュアなんて、ロボットじゃなく、兵卒からみた世界感の模型化で、所謂田宮がやってるみたいな兵隊のフィギュアと軽車両みたいなシリーズらしい。バンダイの営業マンが僕のところにやってきて「今度このようなシリーズを始めるのですが、ヒストリカルという本格的なフィギュアをやってる方の意見をお聞かせ願いたいのです。」なんていって名刺を渡されたけど、「いいんじゃないんですか。出たら面白そうだから僕みたいな者でも作りたくなる。楽しみにしてます。」なんて社交儀礼で終わっちゃったんだけど、本音言うと墓穴を掘らなきゃいいんだけどと思ってしまった。なんか、第2次大戦の時の敗戦濃厚なドイツ軍が変な新兵器をいっぱい試作してたけど、そんなふうにならなきゃいいんですけどね。
 ・・・とここまで書いてさらに大局的に感じるのはこうした現象ってけっして少子化だけが問題じゃなくて、秋葉原があんなふうな町になっちゃったっていうのも、今の日本を象徴してると思うし、本当にどうなってしまうのだろう。
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  by snakestone | 2006-09-11 02:51 | エッセイ | Comments(0)

朝までダレてれば

 昨日は帰宅してからダレてしまい、またソファの中で寝込んでしまったようで、楽しみにしていたテレビ朝日の「朝まで生TV」を見ることができなかった。昨日は「日本はアメリカの属国なのか」というまあ今となってはマンネリ気味のテーマではあったが、関心のあるテーマでもあった。
 実は先週行った静岡ホビーショーの最後の日、撤収後にMOCHI先生が静岡駅まで愛車のポルシェで送ってくださるというので、会場屋上の駐車場まで行く時に、エレベータに乗ったのだが、その時ホリエモン問題の時に「朝まで〜」にコメンテーターとして出席した経済ジャーナリストのスコット・ハーズ氏が一緒であった。私は氏のキャラクターが好きであった。最初は氏の経歴もしらず、MG誌に笑顔で出てたりしたので、只の外人モデラーなのかと思っていたが、ニュース番組にも時々出ていられたので、何をしている人なのかなと思っていた。経済ジャーナリストであり、ホビーポータルサイトの社長だと知ったのは、ごく最近のことである。
ハーズ氏には失礼かもしれないが、先述したように氏のキャラクターがかわいいなと思ってしまった私は、いつか氏のフィギュアを自作したいと思うようになっていた。しかし、最近氏からあの笑顔が消えているのが、1ファン(?)としては気になるところである。
 最近の「朝まで生TV」は政治的なテーマばかりで正直面白くない。初期のころには「これでいいのか日本のプロ野球」「原発」など色々なテーマがあった。そこで私は是非とも「これでいいのか日本の模型界」をやっていただきたいと思っている。あえてホビーとせず、模型界としたのには理由がある。ホビーとすればラジコンや広範囲になってしまうからである。それに自分として裏話でくだらん話を色々聞いているのがスケールモデル関係の企業と小売店、それとなにより雑誌媒体のメディアであるからである。つまり、一番お話になりそうなわけ(爆)。
 論客としてお呼びしたいのは、もちろんスコット・ハーズ氏、アーマーモデリングの土井氏、誰とは指定できないが、スケールモデル誌関係(アート、マスターなど)の編集の方、プロモデラーからは金子氏、山田氏、あとは思いつかないんですが、うるさそうな人(爆)。小売店およびメーカー関連としてはキヤホビー様代表、オリオンモデルズ、仲田氏、タミヤ模型からは田宮俊作様と言いたい・・・ところだが、多分他の広報、あるいは企画の方になるのだろう。あと静岡4社の方が出席していただけるとうれしいです(うれしいのはおまえだけだろ)。もしかすると、ヒストリカルモデル界から松岡さんが「なんで俺の名前がないんだっ?うが〜っ」などと殴り込みをかけるかもしれないんだけど、この際ヒストリカルの方は黙ってもらった方がお話になるような気がする。しかし、実現したとしても、それほど視聴率が稼げるとは思えないし、やっても実りがあるとは思えない。しかし同番組に実りがないのは他の時事問題にしても同じことだと思いますが。どうせ実りがなくて論客が好き勝手なこと言ってんだったら、面白いテーマの方がいいと思うんですが、いかがでしょうか?まぁ、こんな妄想して面白がってる内が華ですね。
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  by snakestone | 2006-05-27 07:51 | エッセイ | Comments(2)

今日生かされていること・・「ラストオブモヒカン」

今日は菩提寺において春彼岸合同供養祭でした。お寺で供養してもらったあと、おにぎりをもらってお墓参りに行きました。お彼岸ということもあって道路が渋滞しており、牛歩のように進むバスの中で、平日取れない分、爆睡させてもらいました。花粉の量も多くて、大変でしたが、今日一日はとてもいい天気でお墓の掃除をしたあと、しばらくその場でゆっくりしていました。お墓はまわりが山でとても緑に包まれた美しい景観のところです。たまには森の緑の中で鳥の声を聞きながら、人生に思いを寄せる時間も大切だと思っています。この森の緑を見るといつも思い出す映画があって、それがマイケル・マン監督の「ラストオブモヒカン」です。アメリカ建国の歴史の中のフレンチ・インディアン戦争をモヒカン族というインディアンとイギリス移民との関係を主軸に描かれたものです。この映画が公開されてから、ヒストリカルフィギュアの商品ラインナップもインディアン物が多く出てきましたね。ところでどうして、墓参に来た時森を見るとこの映画を思い出すのかと言うと、「ラストオブモヒカン」の中でモヒカン族が鹿を狩猟するシーンがあるのですが、鹿をハントしたモヒカン族の親父が「お前を殺めたことを許してくれ、森の兄弟よ・・・」と鹿と森、天に向かって祈りを捧げるのです。インディアンにとって鹿やバッファローを狩猟することで肉を喰らって命をもらい、牙や骨、皮などを売買することで生計をたてているわけで、自分たちの罪深さを痛いほど彼らはわかっているのです。インディアンはこうした原理を肉で感じていたと思います。そしてそうした彼らを塗りつぶしていく、北米の覇権を狙うイギリスとフランス。そんな対比がとても印象に強く残る映画でした。私はこの映画を思い出すのは、命を感じる生きた森の中で祖先の霊に思いを寄せ、命の荘厳さを感じているのです。
 今日、供養祭のあと菩提寺の住職の法話で同じようなお話がありました。「イヨマンテ」という小説を読んだということで、この小説の内容が北海道のアイヌのお話だそうです。アイヌの少年が父と狩猟に出かけヒグマを狩ります。ヒグマには小熊がいました。親熊は食料として食べてしまいますが、小熊は村で飼うようになります。子供はその熊と遊んだりして仲良くなります。しばらくして小熊も成長し、獣の唸りを表すようになると、父が少年に告げます。「この子を神の国に送ってあげよう」と....。
 村で儀式の気配が高まってまいります。それと同時に少年の心はどんどん暗澹たる重苦しい気持ちになっていきます。やがてお祭りもたけなわになったころ、肉が皆の前に供されます。少年はそれがあの小熊の物だと知っています。なんて残酷な話だろうと思われますが、しかし祭りを催し、踊るその儀式の内容は、熊のような自然の命を犠牲にすることの、罪深さと悲しみを嘆き、自然に向かって感謝し、涙を流しながらアイヌの人達は踊りくるうのだそうです。住職の法話は続きます。今日、私達はあまりにもその原理を忘れがちです。私達の前にはすでにパックになった肉や魚がそこに食料としてある。しかし、それらも、生きた命であったことをどれだけ肌で感じているでしょうか。...と。
 そうですね。インディアンやアイヌといった自然と一体となって生活している人達は皆その罪深さと自分達が自然の中で生きているのではなく、生かされているのだということを知っていたのだと思います。思ってみれば私達、日本の歴史もアメリカと同じようなものです。私の知り合いの中には、まるで自分自身の力で生き抜いてきたみたいな事を言う人もいるけど、それはやはり違うと思う。貧困に喘ぐ民族もいるし、そもそも油に頼るしかない過酷な自然の中に置かれた民族もいることも私はわかります。しかし、太陽の光をあび、当たり前のように空気をもらえているそのありがたさに感謝しなければと思っています。楽園は既に与えられているのです。普通に呼吸ができ、日をあび、自然の命を貰うことで生かされている...その事以外に一体何が欲しくて私達は歪み合ったりしているのか。
 私が何時も森の中で思うのはそうしたことなのです。今生かされていることを本当に感謝しています。
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  by snakestone | 2005-03-19 20:00 | エッセイ | Comments(4)

「頭の良い人、悪い人の話し方」

 今日、20時ごろから日テレで放送されている世界一受けたい授業という番組を見た。丁度今、ベストセラーを続けている本「頭のいい人悪い人の話し方」の著者が出ていた。私もこの本には興味があったので見ていた。番組では頭の悪い人の話し方パターン30項目をあげ、自分がどの程度当てはまるかチェックする趣向であった。パターンの例としては、
○ 知ったかぶりをする
○ 自分の事しか話さない
○ 自分の価値観で物事を限定して話してしまう
○ 他人の言うことを鵜呑みにする
○ 自分の意見をはっきり言わない
・・・・・とまあ、上記はその30項目の一例なのだが、私は自分自身でチェックしたところ30項目中、3項目しか当てはまらなかった。ということは私はそれほど、頭が悪くないことになる。
 しかし、私が今まで世を観察してきて、思うのは、およそ社会の各分野におけるリーダーとなっている人達は、むしろこの30項目の話し方をしている人達ばかりだと断言する。
 つまり、頭の悪い人達が社会を指導しているのである。
 この番組を見たおかげで私がこの書籍を買うことはなくなった。この手の本として同じようにベストセラーになったのは、10数年前に鈴木健二の「気配りのすすめ」というのがあったわけだけど、いづれにせよこれらの書籍が名著というわけではなく、いかに世の人々が他人の目に映る自分を気にしているかということの現象だと思わざるをえない。
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  by snakestone | 2005-01-15 22:30 | エッセイ | Comments(0)

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