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「華麗なるナポレオン軍の軍服」

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近所の書店でこんな本が出ているのを発見しました。
「華麗なるナポレオン軍の軍服」 マール社刊
美術書関連のコーナーです。
開いてみたら、なんとあのリュシアン・ルースロー氏のイラスト本じゃないですか。ルースロー氏のルースロープレートと言ったら、ヒストレックスからこの世界に足を踏み入れた人で知らない人はいません。僕なんか、30年くらい前ヒストレックスエージェントで取り扱っていた時1セット(ただの1枚か2枚のペラの印刷)が2〜3000円くらいで売られていてとても手が出ない高価なものでした。それでも私の友人の中にはそれをファイルにして持っていた凄い人もいました。(名前は出しませんが、最近のスケビで作例を出している方です(笑))それが合本になって当時の1セットくらいの値段で入手できるなんて....。
でもサイズとか原本は多分倍以上あったから、原本の魅力にはほど遠いですけどね。
元の翻訳元はアンドレアプレスからでていたものらしいです。通常だとこの手の翻訳物って模型関係の出版社から出そうな感じだけど、まずヒストリカル関係は売れないからまず出さない。監修翻訳してくれたのは服飾関係の方のようで、なんともありがたいことです。これで僕らの趣味もある意味レンジが広いんだなと逆に確信できたわけで、模型関係を飛び越えていけそうな実感があります。
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ユサールの兵科ごとのカラーリングとセーバータッシュの違いなどもよく分かるので、ナポレオンものをはじめたいとか、迷っている方など初心者にも良い参考書となるでしょう。

  by snakestone | 2014-11-04 05:56 | 模型・ホビー関連 | Comments(2)

Commented by redsoldiers at 2014-11-05 11:32
これ、私も本屋さんで見つけて「凄い本が出たなぁ~。」と感心して、手に取り、棚に戻しました(笑)。
いやぁ・・・ナポレオニックだけは、うかつに手を出しちゃなんねぇ・・・と思っているので。

原本は大判のシートだったんですね。
マール社は、日本版を作る時に、いつもポケット版にしてしまうのですが(昔は大型本で出した後に文庫化してたみたいですけど)、普及という意味では仕方ないにしても、痛し痒しです。

Commented by Snakestone at 2014-11-09 04:13 x
>redsoldiers様
どうもはじめまして・・・なんて思っていたら、いつも会っていた方だったんですね。そういえば、ナポレオニックとかの作品は見たことはありませんでしたね。
 ちなみにヒストレックスからもロシア軍がでていたのですが、それの略帽がとてもレアで、入っているだけでうれしかったのを憶えています。

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